2024年3月1日
調剤報酬改定から3ヶ月が経ち、改正薬機法の施行まで1ヶ月半を切りました。
そして夏の閑散期・・・ということで、薬局開設者の方よりご依頼をいただき、
経営する薬局の外部監査を行わせていただきました。
外部監査のポイントは大きく分けて2つあります。
①保健所の立ち入り監査時のポイントに沿って、薬機法が順守されているか
②厚生局の個別指導のポイントに沿って、薬担規則の順守や調剤報酬算定要件等が満たされているか
必要な書類やマニュアル・書籍・掲示・表示は漏れなく備え付けられているか、
一般用医薬品や医療用医薬品の陳列は法令を遵守し、届出の内容と一致しているか、
記載すべき帳簿類は漏れなく記載されているか、管理医薬品の管理は適切に行われているか、
算定状況と薬歴記載内容の照合、タイムカードは漏れなく記録し保管されているかなどなど、
じっくりと時間をかけて、細かなところまでチェックしていきます。
9月より改正薬機法が施行されると、保健所による監査の頻度が増えたり、内容が厳しくなることが予想されます。
今のうちにしっかりと確認し、改めて正しい状態に整えておく必要がありますね。
また、開設者の皆さんへの管理責任も今まで以上に厳しく義務付けられますので、この機会に社内監査をしてみてはいかがでしょうか?
「現場から離れているので、自分では社内監査ができない」、「法改正が多くて最新の情報がイマイチ把握できていない」、
「社内監査はできるが、社内で行うとスタッフに甘えが出てしまう」、「外部監査を通じてマニュアルなども見直しをおこなってほしい」など、
外部監査のご用命がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
生き残れる薬局を目指して、まずは一番大切な法令の遵守から徹底していきましょう!!